半分のカヤ葺き

ここは藤枝市滝の谷にある水車村、
築250年の古民家で
40ぶりの茅葺き替えのお手伝いだ。
いま半分が仕上がってきた状況で
写真はその部分、
刈りこんで いい感じに角が形成された。
半分のカヤ葺き
人手がいる作業でボランティアが隔たり週(日曜日)なので工期が長い。
よって
暮らしながらの屋根葺き替えは半分ごとに完成させる。
今日はTK大学の男子生徒さん8人の頼もしい助っ人が嬉しい。
半分のカヤ葺き
はつらつとしていて
自分の青年時代をつい思い出してしまった。
40年前、この茅葺き屋根も大学生が当時ボランティアで茅を葺いたのだそうだ。
と 言うことは彼らはすでに60代になっているはずである。
以前ここでゼミで集まった人たちはさぞや新しい茅ぶき屋根を
懐かしく思うに違いない。

今日は古カヤを剥がす作業。
半分のカヤ葺き
作るのとは逆の手順は
ある意味、作られた順が垣間見られ
中身が見えることはクイズを解くように、建築の勉強にもなる。
半分のカヤ葺き
横の銀杏の木が紅葉を始めた。
猛烈な暑さの中の作業の夏を過ぎて
秋は彩りを増していく水車むら。
カヤのほこりが宙をまう・・・。
半分のカヤ葺き





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